講師略歴(開催当時)  <敬称略>

■総論■  開会挨拶

蓑宮武夫
株式会社TNPパートナーズ 取締役会長
ソニー株式会社 社友
早稲田大学卒業後、1962年 ソニー株式会社入社後、生産技術研究所所長、レコーディングメディア&エナジーカンパニー プレジデントを歴任。1999年より執行役員常務として コンポーネントや半導体事業を統括した後、2001年より執行役員上席常務として品質管理を統括するCo-CQO(チーフ・クオリティー・オフィサー)、設計・製造・カスタマー サービス・資材調達を一貫して提供するソニーイーエムシーエス株式会社副社長を兼任。2005年 ソニー株式会社退社。2008年 株式会社TNPパートナーズ取締役会長。 株式会社タムラ製作所取締役(社外)。
呉雅俊
NPO法人ベンチャー支援機構MINERVA 副理事長
株式会社TNPパートナーズ 代表取締役社長
1982年 日本ラヂヱーター株式会社(現カルソニックカンセイ株式会社)入社、1985年よりワタミフードサービス株式会社(現ワタミ株式会社)の創業時に合流、 同社常務取締役を経て2000年 株式会社TNPパートナーズ設立、2002年 一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会理事、2007年 NPO法人ベンチャー支援機構TSUNAMI (現MINERVA)副理事長、2008年 一般社団法人神奈川ニュービジネス協議会理事、2009年 一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会会長、2014年 同協会常務理事、 2014年 一般社団法人神奈川ニュービジネス協議会副会長。

■総論■  基調講演「健康長寿社会の実現に向けて」

和泉洋人
内閣総理大臣補佐官
昭和51年東京大学工学部都市工学科卒業。平成13年工学博士取得(東京大学)。 昭和51年4月建設省入省。昭和58年4月~62年3月高崎市役所へ出向(都市計画部長)。 平成10年7月建設省住宅局住宅生産課長。平成13年1月国土交通省住宅局住宅総合整備課長。平成14年7月内閣官房都市再生本部事務局次長。平成16年7月国土交通省大臣官房審議官(住宅局担当)。平成19年7月国土交通省住宅局長。平成21年7月内閣官房地域活性化統合事務局長。平成24年9月国家公務員退官。平成24年10月内閣官房参与(国家戦略担当)。平成25年1月内閣総理大臣補佐官(国土強靱化及び復興等の社会資本整備並びに地域活性化担当)(第2次安倍内閣)。平成26年9月内閣総理大臣補佐官(国土強靱化及び復興等の社会資本整備、地方創生並びに健康・医療に関する成長戦略担当)(第2次安倍改造内閣)。

■総論■  医療のパラダイムシフト総論

新井賢一
東京大学 名誉教授
アジア太平洋分子生物学ネットワーク(A-IMBN)創立代表
ゲノム創薬・医療フォーラム 代表
SBIバイオテック株式会社 取締役会長
東京大学医学部卒業。東京大学医学系大学院博士課程修了。東京大学医科学研究所化学研究部助手を経て、スタンフォード大学生化学教室(アーサー・コーンバーグ教授)留学。米DNAX分子細胞生物学研究所の設立に参画し、同研究所分子生物学部長、スタンフォード大学医学部生化学教室客員教授などを経て、1989年東京大学医科学研究所分子生物学研究部教授。のち、同研究所長に就任。2003年より東京都臨床医学総合研究所所長、2007年から2013年SBIバイオテック株式会社代表取締役社長などを歴任、現在に至る。
ソウル国立大学客員教授。豪クイーンズランド大学客員教授。1997年には、アジア太平洋分子生物学ネットワーク(A-IMBN)を創設し、会長に就任、現在は創立代表。そのほか、タイ国立遺伝工学バイオテクノロジーセンター国際顧問委員長をはじめ、マレーシアバイオテクノロジー会社(議長 マレーシア首相)、中国科学院上海生命科学研究院、台湾国家ゲノム医学プロジェクト、ホーチミン市バイオテクセンター等の国際顧問を務め、スタンフォード、UCSF、シリコンバレー、アジアなど海外とのネットワークも多数。

■講演■  「IoT時代の新たなヘルスケア」

桜田一洋
株式会社ソニーコンピューターサイエンス研究所 シニアリサーチャー
1988年大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。同年協和発酵工業(株)入社。東京研究所で創薬研究に従事。その間、京都大学医学部、Salk研究所で客員研究員。2000年に協和発酵東京研究所で再生医療グループを立ち上げ主任研究員に就任。
2004年ドイツSchering社により神戸に新設されたリサーチセンターのセンター長として移籍し、Schering本社コポレート研究幹部会メンバー(Corporate Research Vice President)、日本研究部門統括、ならびに日本シエーリング社の執行役員を務めた。Bayer社とSchering社が合併に伴い、Bayer Schering Pharma(BSP)の日本研究部門統括、再生医療本部長、グローバル研究幹部会メンバー(Global Research Vice President)ならびにバイエル薬品の執行役員リサーチセンター長の役職を務めた。
2007年12月末に会社合併に伴う戦略の変更によりリサーチセンターを閉鎖。2008年1月から米国KPCBのベンチャー企業iZumi Bio社で最高科学執行責任者(CSO)を務め、バイエル薬品で開発したヒトiPS細胞技術の移管作業を実施。
2008年9月より現職。2011年から理化学研究所政策審議委員(特別顧問)、2013年6月から科学技術振興機構 研究開発センター 特任フェロー。11月から文部科学省革新的イノベーション創出プログラム 神戸トライアル拠点 拠点長。
1993年に大阪大学から理学博士を授与。

■講演■  「予測・予防・個別化・住民参加の保健医療に向けて」

浅野茂隆
東京大学 名誉教授
医学博士
昭和43~45年国立東京第一病院内科・医員。昭和45~55年東京大学医学部第三内科・研修医/医局員。昭和45~47年東京医科歯科大学医学部生化学教室・派遣研究員。昭和49~51年自治医科大学造血発生研究部・助手。昭和53~55年ウォルター・エライザ・ホール医学研究所(メルボルン)・客員研究員。昭和55~60年東京大学医科学研究所附属病院内科診療科・講師。昭和60~平成2年同病態薬理学研究部・助教授。平成2~5年同研究部・教授。平成4~6年同大学医学部第四内科・教授。平成6~13年東京大学医科学研究所病態薬理学研究部・部長/教授。平成6~16年同附属病院・病院長。平成13~16年東京大学医科学研究所分子療法研究部・部長/教授。平成13~15年同研究所・先端医療研究センター・センター長。平成16~25年早稲田大学理工学術院・特任(専任)教授。平成21~25年同大学健康医療先端科学融合研究機構・機構長。平成20~23年同大学胎生期エピゲノム制御(プロジェクト)研究所・所長。平成23~25年同大学重点領域研究機構(東日本復興研究拠点)先端環境医工科学研究所・所長。平成25年~現在同大学招聘研究教授。平成24年~現在神戸大学大学院医学系研究科シスメックス・先端医療振興財団連携大学院システム病態医生物学・客員〈主任〉教授。

■パネルディスカッション■  「新たなヘルスケアの実現に向けたIoTのプラットフォーム」

<パネラー>

志賀利一
オムロンヘルスケア株式会社 学術技術部 技術専門職
1982年山口大学工学部電気工学科卒業。1986年北海道大学大学院工学研究科生体工学専攻修士課程修了。
同年(株)立石ライフサイエンス研究所(現オムロンヘルスケア(株))入社。1998年北海道大学大学院工学研究科生体工学専攻博士課程(社会人選抜)修了、博士(工学)。現在、全社の技術戦略立案、技術管理、新技術探索・インキュベーションを担当。専門分野は生体工学、医用電子工学、近赤外分光学、生体計測工学全般担当。
北川悟
ソニー株式会社 イメージセンサ事業部 ISビジネス4部 2課 統括課長
名古屋大学工学部卒業。1992年ソニー株式会社入社。半導体の車載、フラットパネル向けの新規ビジネス立ち上げ、ホームエンタテイメント機器の技術戦略立案、開発業務を経て、現在はイメージセンサを中心とした新規領域におけるシステムビジネスの立ち上げを担当。
大井潤
株式会社ディー・エヌ・エー ヘルスケア事業部 事業部長
株式会社DeNAライフサイエンス 代表取締役社長
DeSCヘルスケア株式会社 代表取締役社長
平成7年3月東京大学法学部卒業。 平成7年4月自治省入省。同年7月栃木県総務部地方課、財政課。以降、地方においては札幌市、長野県、国においては消防庁、自治省、総務省勤務。平成24年7月総務省退職。医療機関勤務を経て、平成25年4月株式会社ディー・エヌ・エー入社。平成27年1月株式会社ディー・エ ヌ・エー ヘルスケア事業本部事業本部長、株式会社DeNAライフサイエンス代表取締役社長。平成27年3月DeSCヘルスケア株式会社代表取締役社長。 
板生研一
WINフロンティア株式会社 代表取締役社長
一橋大学卒 英国ケンブリッジ大学経営大学院経営学修士(MBA)、順天堂大学医学部博士課程在籍中(自律神経とパフォーマンスを研究) 、産業カウンセラー(日本産業カウンセリング学会正会員 会員No.3163)、米国公認会計士、一般社団法人先端医科学スポーツアカデミー(AMSA)理事。
1998年4月にソニー株式会社に入社し、約10年間に亘り、エレクトロニクス事業およびエンターテイメント事業の事業戦略立案・実行、新規事業開発等に従事。上記期間中(2003-2004年)に、合弁会社に出向し、新規事業開発責任者として、Web事業を立ち上げた経験を有する。2006年9月より1年間、英国ケンブリッジ大学経営大学院にてMBA取得。 その後、外資系コンサルティング会社等を経て、2011年5月にWINフロンティア株式会社を設立し、代表取締役に就任。現在、ベンチャービジネスの立ち上げに奔走しながら、順天堂大学医学部博士課程にて、「自律神経とパフォーマンス」について研究中。先端テクノロジーを使って日本のヘルスケア産業の成長に貢献し、日本人の健康寿命を延ばすことを目指している。
前多俊宏
株式会社エムティーアイ 代表取締役社長
千葉大学工学部卒業。昭和62年4月 日本アイ・ビー・エム株式会社入社。昭和63年12月 株式会社光通信入社。平成元年8月 同社取締役。平成6年7月同社常務取締役。平成8年8月 当社設立、代表取締役社長(現任)。 平成15年 株式会社テラモバイル代表取締役会長。平成22年12月 Jibe Mobile株式会社取締役(現任)。

■パネルディスカッション■  「予測・予防・個別化・住民参加の保健医療に向けて」

<パネラー>

戸田雄三
富士フイルム株式会社 取締役 常務執行役員
1973年千葉大学工学部写真工学科修士課程修了。 1973年富士写真フイルム株式会社入社。1993~2004年Fuji Photo Film B.V.(オランダ)研究所長。2004年~執行役員R&D統括本部ライフサイエンス研究所長。2009年~取締役常務執行役員ライフサイエンス事業部長。2010年~取締役常務執行役員医薬品事業部長。2012年~取締役常務執行役員医療分野特命担当。2013年~取締役常務執行役員医療分野特命担当、ヘルスケア事業推進室・再生医療推進室管掌。
2006年~兼株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー代表取締役社長。2008年~兼 富山化学工業株式会社取締役専務執行役員。2011年~一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム代表理事・会長。2012年内閣官房医療イノベーション推進室次長。2013年内閣官房健康・医療戦略室参与。
藤田芳司
東京理科大学 客員教授
株式会社クラレ中央研究所(合成化学主任研究員)、アップジョン筑波総合研究所(医薬品化学研究部部長)、日本グラクソ株式会社 取締役筑波研究所長、グラクソ・ウエルカム研究本部長、GlaxoSmithKline Research & Development(Vice President of Research)、東京医科大学教授 臨床プロテオームセンター長、株式会社メディカルプロテオスコープ 取締役会長、株式会社サイトパスファインダー代表取締役社長を歴任。この間、日本バイオインフォマティクス学会副会長、ゲノム創薬フォーラム副会長、英国シェフィールド大学客員教授、筑波大学 客員教授、金沢大学客員教授を務めた。現在、東京理科大学基礎工学科客員教授、福島県立医科大学先端臨床研究センター特任教授。
西畑利明
参天製薬株式会社 特別顧問(サイエンティフィック・アドバイザー)
1978年大阪大学大学院博士課程修了 薬学博士。1979年~1980年米国Kansas大学 Post-Doctor。 1979年3月~1987年4月大阪大学薬学部助手。1981年4月~1983年3月米国Kansas大学大学院 Associate Professor。1987年5月~1988年5月米国Kansas大学大学院 Visiting Professor。1988年6月~1996年3月米国Kansas大学大学院 Adjunct Professor。1988年6月~1996年2月Upjohn(アップジョン)。1996年3月~2002年3月 参天製薬株式会社 品質保証・環境監査本部長(新設)。1999年4月~2001年3 月製剤開発本部長(新設) 兼務。1999年6月~2004年6月執行役員。2001年4月~2002年11月研究開発戦略統括部長(新設) 兼務。2002年4月~2002年11月臨床開発本部長兼務。2002年12月~2004年6月執行役員 研究開発本部長(新設)。2004年7月~2009年5月常務執行役員。2009年6月~2011年3月取締役 常務執行役員。2010年4月~2012年3月米国Santen Inc CEO 兼務。2011年4月~2013年6月取締役 専務執行役員 欧米事業管掌兼務。2013年7月~現在参天製薬株式会社 特別顧問。
鈴木蘭美
エーザイ株式会社 グローバルビジネスディベロップメントユニット ECLプレジデント 上席執行役員
1999年ユニバーシティカレッジロンドン医学博士。2000年インペリアルカレッジ/腫瘍・メタボリック病学部ポスト博士号研究員。2001年~2004年ITXコーポレーション/ライフサイエンスファンド。2004年エーザイ欧州株式会社入社。2006年エーザイ株式会社本社入社。現職はグローバルビジネスディベロップメントの本社(ECL)責任者として、日本、アジア、中国における他社との開発・商業化の協業、M&A、導入導出、アライアンス、並びにオープンイノベーションを手がけている。ライフワークは、がんの完治と認知症の予防。
須藤勝美
アステラス製薬株式会社 研究本部 トランスレーショナルサイエンス研究所 所長
1986年 東京理科大学大学院薬学研究科修士課程修了。山之内製薬株式会社入社、新薬研究所薬理研究部、1997年 東京理科大学大学院薬学研究科乙種博士課程修了。臨床開発本部(循環器領域)、1998年 創薬研究本部薬理研究所、2005年 アステラス製薬株式会社研究本部薬理研究所。アステラスファーマヨーロッパBV(Translational Science Section)、2006年 研究本部開発薬理研究所(トランスレーショナルサイエンス担当)、2010年 研究本部研究推進部(トランスレーショナルサイエンス担当)、2014年 研究本部トランスレーショナルサイエンス研究所。

■パネルディスカッション■  「ゲノム・エピゲノム情報と保健・医療」

<パネラー>

佐藤孝明
筑波大学グローバル教育院 ヒューマンバイオロジープログラム 教授
1982年北海道大学水産学部食品学科卒業。同年株式会社味の素中央研究所入社。1984年10月大阪大学細胞工学センター研究生。 1988年1月米国マサチューセッツ工科大学癌研究所客員研究員、1990年4月財団法人癌研究会癌研究所生化学部・研究員、1992年 11月La Jolla Cancer Research Foundation, Post-Doctoral Fellow、1995年7月米国コロンビア大学医学部耳鼻咽喉科/病理学 部 Tenure Assistant Professor。1997年5月理化学研究所分子腫瘍学研究室・主任研究員、1997年11月米国コロンビア大学医学 部耳鼻咽喉科/病理学部 Tenure Associate Professorを経て、2003年7月株式会社島津製作所入社、2008年4月より株式会社島津 製作所基盤研究所・ライフサイエンス研究所長、2013年6月同 フェロー。2012年7月筑波大グローバル教育院・ヒューマンバイオ ロジー学位プログラム・教授。専門は分子腫瘍学。
宮野悟
東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター 教授
1977年九大理学部数学科卒。理学博士。九大理学部教授を経て1996年より現職。スパコンを駆使したゲノムデータを解析で個別化ゲノム医療を推進中。文科省新学術領域研究「システムがん」領域代表。HPCI戦略プログラム分野1「予測する生命科学・医療および創薬基盤」で京コンピュータを駆使してゲノムをはじめとする大規模生命ビッグデータ解析を実施中。2014年よりヒトゲノム解析センター長。Board of Directors of the International Society for Computational Biology (ISCB)、日本バイオインフォマティクス学会会長などを歴任。1994年IBM科学賞(コンピュータサイエンス分野)、2013 Fellow of ISCB。
渡辺慎哉
福島県立医科大学 医療‐産業トランスレーショナルリサーチセンター 遺伝子発現解析分野 教授
平成4年東京大学大学院医学研究科修了。平成4~15年東京大学医科学研究所・助手。平成15~20年東京医科歯科大学・寄附講座教員。平成20年~現在、福島県立医科大学・教授。
中村義一
株式会社リボミック 代表取締役社長
東京大学 名誉教授
1972年京都大学理学部卒業。1977年京都大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。1978年東京大学医科学研究所助手。1986年同助教授。2000年同教授。2012年株式会社リボミック 代表取締役社長、同年東京大学名誉教授。
棗田豊
NPO法人ライフイノベーション総合支援機構 理事長
総合ライフイノベーション株式会社 代表取締役
1972年横浜市立大学医学部卒業。1976年横浜市立大学大学院医学研究科修了 医学博士取得。1976年横浜市立大学医学部生化学講座助手。1982年Indiana University School of Medicine, Laboratory for Experimental Oncology, Indianapolis, IN USA, Visiting Assistant Professor。1984年同 Assistant Professor。1986年同 Associate Professor。1991年Syntex Institute of Cancer and Developmental Biology, Palo Alto, CA USA, Senior Staff Researcher。1993年シェリング・プラウ(株)取締役メディカルディレクター研究開発本部長兼学術情報本部長。1997年Merck Research Laboratories(MRL)Vice President, Medical Director for Japan。1998年1年間MRL(USA)で研修の後、万有製薬(株)に出向 臨床医薬研究所副所長兼務。2003年同シニアメディカルアドバイザー・メディカル情報サービス室長兼務。2005年同エグゼクティブメディカルディレクター・メディカルアフェアーズ室長兼務。2008年横浜市立大学 治験推進センター長・大学院医学研究科臨床試験学教授・附属病院臨床試験支援管理室長・先端医科学研究センタープロジェクトリーダー。2011年同医学群社会医科学系列長兼務。2012年横浜市立大学停年退職後NPO法人ライフイノベーション総合支援機構創立、理事長就任。 横浜市立大学大学院医学研究科分子薬理神経生物学客員教授。
富永健二郎
株式会社トミー精工 代表取締役社長
ゲノム創薬・医療フォーラム 事務局
カルフォルニア大学デービス校農学部経営学科卒業。 昭和63年7月18日に米国カリフォルニア州に現地法人TOMY TECH U.S.A Inc.を設立。取締役副社長として現地法人を軌道に乗せ、平成3年に帰国。 平成3年8月株式会社トミー精工 経営企画部長、平成4年4月取締役本社営業部長、平成4年8月取締役営業業務部長、平成11年7月取締役管理本部長。 平成9年8月トミー工業株式会社 取締役開発本部長、平成11年1月取締役統括責任者を歴任し、平成12年10月よりグループ各社の常務取締役、平成14年11月よりグループ各社の代表取締役社長となる。

■講演■  「ヒト人工染色体の医学応用への可能性」

押村光雄
鳥取大学 名誉教授/鳥取大学染色体工学研究センター 特任教授
ロズウェルパーク癌研究所、東京医科歯科大学、米国NIH、神奈川県立がんセンターを経て、平成2年~26年3月 鳥取大学医学部教授。平成15年4月~26年3月 医学系研究科教授。平成26年4月~現鳥取大学・染色体工学研究センター 特任教授。

■講演■  「ゲノムからミトコンドリアへ」

正井久雄
公益財団法人東京都医学総合研究所 センター長
昭和56年東京大学理学部生物化学科卒業。昭和58年東京大学大学院理学系研究科修士課程生物化学専攻修了。昭和62年理学博士(生物化学)(東京大学)取得。
昭和56年〜昭和60年DNAX分子細胞生物学研究所(アメリカ合衆国、カリフォルニア州)にて大学院生として研究を行なう。昭和61年~平成元年DNAX分子細胞生物学研究所 ポストドクトラルフェロー(大腸菌のDNA複製開始機構、プライモソームの形成機構、プライモソームタンパク質についての研究に従事)。平成2年~平成7年東京大学医科学研究所 助手(大腸菌の組換え依存性DNA複製機構、プライマーRNA合成機構の多様性、酵母のCdc7キナーゼに関する研究に従事)。平成7年~12年東京大学医科学研究所 助教授(酵母および動物細胞の染色体複製開始因子、制御因子の研究に従事)。平成9年~11年京都大学ウィルス研究所 客員助教授。平成12年東京都臨床医学総合研究所 副参事研究員(染色体複製制御機構、ゲノムの安定性維持機構の研究に従事)。平成15年4月東京都立保健科学大学院保健科学研究科 客員教授。平成16年4月東京大学大学院(新領域創成科学研究科)客員教授。平成17年4月東京理科大学 理工学部 客員教授。平成17年4月東京医科歯科大学 難治疾患研究所 生命情報科学教育部 客員教授。平成18年4月東京都臨床医学総合研究所 参事研究員。平成18年12月首都大学東京大学院 理工学研究科 客員教授、平成23年4月東京都医学総合研究所 分野長、平成24年4月東京都医学総合研究所 センター長。

■講演■  「オープンイノベーションを再定義する 」

安藤晴彦
独立行政法人経済産業研究所(RIETI) コンサルティングフェロー
1980年東京大学理科一類入学、1985年同法学部卒業。同年通商産業省入省。1994年在スペイン日本大使館一等書記官。1997年中小企業庁計画課総括班長。1999年通商産業研究所主任研究官(法令審査委員)。2001年経済産業研究所(RIETI)総括マネージャー。2001年内閣府企画官(経済財政・運営総括)。2003年資源エネルギー庁企画官(国際戦略・燃料電池担当)。2004年電気通信大学客員教授(兼務・現職)。2004年燃料電池推進室長。2005年新エネルギー対策課長。2007年リサイクル推進課長。2008年内閣府参事官(科学技術・基本政策)。2010年内閣参事官(知財事務局)。2012年一橋大学特任教授・資源エネルギープロジェクト・ディレクター。同年RIETIコンサルティングフェロー(兼務・現職)。2014年 経済産業省通商交渉官。同年一橋大学国際・公共政策大学院客員教授(兼務・現職)。最近著は『「モジュール化」対「すり合わせ」―日本の産業構造のゆくえ』(2015年)。

■講演■  「医療イノベーション実現に向けたトランスレーショナル・リサーチ」

藤堂具紀
東京大学医科学研究所・先端医療研究センター・先端がん治療分野 教授
東京大学医科学研究所附属病院・脳腫瘍外科 診療科長
昭和60年東京大学医学部医学科卒業。昭和60年東京大学脳神経外科入局。平成元年国立病院医療センター脳神経外科医師(厚生技官)。平成2年ドイツ国エアランゲン・ニュールンベルグ大学脳神経外科研究員。平成4年国立病院医療センター(現国立国際医療研究センター)脳神経外科復職。平成7年米国ジョージタウン大学脳神経外科研究員。平成10年米国ジョージタウン大学脳神経外科助教授。平成12年米国ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院脳神経外科助教授。平成15年東京大学医学部脳神経外科講師。平成20年東京大学大学院医学系研究科特任教授。平成23年東京大学医科学研究所教授。

■講演■  「テクノロジーの概念実証」

坪井俊明
エヌ・ティ・ティ アイティ株式会社 ヘルスケア事業部 事業部長
昭和57年九州大学大学院物理学専攻修士課程修了。昭和57年日本電信電話公社横須賀電気通信研究所入社。昭和57年~平成5年NTT研究所音声情報処理研究部。平成元年より主任研究員(音声認識のための言語処理の研究、音声ワープロの研究開発)。平成5年~8年NTTグループ事業推進部担当課長(健康管理システムの事業化に従事)。平成9年~18年NTTサイバーソリューション研究所主幹研究員グループリーダ(健康づくり支援システム、介護予防システム、地域医療連携システムについて研究開発)。平成18年~22年NTTアイティ(株)ヘルスケア事業部担当部長(健康管理システム、保健指導システムの商品化介護予防システムの事業化、遠隔健康相談サービスの事業化、地域医療連携システムの実証実験)。平成22年より同事業部長。

■総括■  シンポジウム総括

寺島実郎
一般社団法人日本総合研究所 理事長
1973年 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了。同年 三井物産株式会社入社。1983~84年 米ブルッキングス研究所出向。1987~91年米国三井物産ニューヨーク本店情報企画担当課長。1991年~97年米国三井物産ワシントン事務所長。1997年4月~99年 三井物産株式会社業務部総合情報室長。1999年10月~09年 株式会社三井物産戦略研究所 所長。2001年6月~06年財団法人日本総合研究所 理事長。2002年4月~09年 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科 教授。2003年4月~06年三井物産株式会社 執行役員。2006年4月~09年三井物産株式会社 常務執行役員。2006年4月~10年財団法人日本総合研究所 会長。2009年4月~多摩大学 学長、株式会社三井物産戦略研究所 会長。2010年4月早稲田大学名誉博士学位。2010年6月~財団法人日本総合研究所 理事長(2012年4月~一般財団法人へ移行)。2014年9月~一般社団法人寺島文庫 代表理事。

■コーディネーター■

新井賢一
東京大学 名誉教授
アジア太平洋分子生物学ネットワーク(A-IMBN)創立代表
ゲノム創薬・医療フォーラム 代表
SBIバイオテック株式会社 取締役会長
久野美和子
NPO法人イノベーション・ネットワーク 理事長
民間製薬企業に勤務後、経済産業省に転職。経済産業省関東通商産業局情報政策課、新規事業課、企画課、地域経済課等の課長を経て、平成18年には資源エネルギー環境部次長兼産業担当次長、また同年から埼玉大学客員教授を兼務。
平成19年3月に経済産業省関東経済産業局を退職後、財団法人に2年間勤務し、平成21年 株式会社常陽産業研究所顧問(平成24年まで)&埼玉大学特命教授・産学官連携コーディネーター、平成22年経済産業省キーパーソン、同年つくばサイエンスアカデミー運営委員会委員、同年研究・技術計画学会業務理事・平成23年同業務委員長・平成24年業務委員&評議員。

お問い合せ先

NPO法人ベンチャー支援機構MINERVA TEL:045-470-8668

(株式会社TNPパートナーズ内)

MINERVA

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